CPUとは
CPUとは、パソコンにとって必ず必要な部品であり、性能の大部分を占めます。車で例えるとエンジン部分にあたります。CPUの略はCentral Processing Unit 別名:プロセッサ
マウス、キーボード、HDD、メモリ、周辺機器などからデータを受け取り、コンピューターでは「制御・演算」を行う部品です。
CPUそのものは小さな部品でできていますが、パソコンの動かす大きな部分となり、CPUの性能に応じて、パソコンの性能や値段が大きく関わってきます。

CPUを製造しているメーカーは、Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)が有名で共に米国の会社となります。特にIntelはWindowsやMacなど世界中のコンピューターに搭載されている事が多いです。
種類と規格
CPUには、Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)の物があります。
IntelのCPUのほうがシェアは高いCPUの販売される時期によってモデルが異なります。
CPUを知る上でかならず知っておかなければならない事が、コア数です。コアと言うのはCPUの核の部分になります。コア数の搭載される種類もいろいろあり、コアが2つあるものをデュアルコア、4つあるものをクアッドコア、また複数あるものをマルチコアと言います。
その他に、クロック周波数というものが存在します。クロック周波数とは、クロックと言う周期的信号で秒単位でどのくらいの量の情報を計算できるかを表しています。単位はGHzとなる。数字が大きくなればなるほど計算量が多くなるという意味となります。
キャッシュメモリとは、CPUが計算演算する際に一時的にデータを保存する場所の事を言います。
これを踏まえた上で、CPU表記を見てみましょう。
例

- ① Intel :メーカー名
- ② CPU: 部品名
- ③ Core i7: 商品名
- ④ 7700K: モデル、型番名
- ⑤ 4.2GHz: クロック周期数
- ⑥ 8M キャッシュ: CPU搭載のキャッシュメモリの容量
- ⑦ 4コア: コア数
この様な表記となる。
クロック周期数が多くても、コア数やキャッシュメモリの容量が少ないと性能が落ちたりする。全体的に高いものになると性能が良くなることとなります。
ノートパソコン又は一体型のディスクトップもまた表記が変わる部分があります
例

7700HQと言う表記になる。このHQの部分がいろいろ変化する。
- K :CPU の性能を調整できるものです。クロック数の最大倍率を自由に変更できるCPUになります。倍率を上げたりするとCPU事態に負荷がかかるのでパソコンに詳しくない方は調整しない方がよろしいです。
- S: 通常版よりも性能は低いですが、発熱や消費電力が抑えられCPUになります。
- M: モバイル用CPUです
- U: 元々ウルトラブック用に開発された為、品番がUとなって消費電力を抑えるタイプです。
- Y: U品番よりもさらに消費電力を抑えるタイプ U品番より性能も落ちます。
- MQ: モバイル用クアッドコア。ノート用i7シリーズに使われる表記です。
- HQ: MQ品番と性能はほとんど変わらないが、VT-d(バーチャライゼーション・テクノロジー)という機能が追加されているタイプです。
- XM: 最上級、ノートパソコンのCPUの中でも最もハイエンド版のタイプです。
ディスクトップパソコンとノートパソコンでもCPUの表記が同じに見えてまったく違う種類となります。性能はディスクトップパソコン用のCPUの方が優秀であり、ノートパソコンはどちらかと言うと発熱を抑えたり、消費電力を抑える性能に特化しているといえるでしょう。
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