HDD・SSDとは、HDD（ハードディスクドライブの略）・SSD（ソリッドステートドライブの略）で両方ともに内臓ストレージと言います。
内臓ストレージとは、パソコンの記憶する部分の部品になります。
パソコンを使う上で欠かせない、OS（Windows）や、写真や書類、音楽や動画などパソコンに保存したデータを保存する場所となります。

今では、ゲーム機やスマホ、レコーダーなどパソコン以外でも搭載されていることが多くデータの保存などに役立つ部品となっています。
保存していたデータをパソコンなどの電源をOFFにしても消えることが無く再度電源を入れてもちゃんと見れるようにしてくれるのが内蔵ストレージとなります。

内臓ストレージの容量を示す単位は、
MB（メガバイト）、GB（ギガバイト）、TB（テラバイト）となります。

例

1000MB＝1GB1000GB＝1TB

この様な表記になります。

HDDやSSDにもさまざまな大きさや規格があります。
HDDの大きさとして、3.5インチ　2.5インチ　1.8インチと大きさも様々です。
接続のタイプにとしてIDE接続　SATA接続などがあります。

SSDの大きさとして、2.5インチ　mSATA　1.8インチ　M.2　PCIeと種類があります。
接続タイプもSATA接続　ケーブルを使わずにマザーボードに直接つなげるタイプなどがございます。

HDD・SSDにも性能差がございます。
性能差として

HDDの場合

回転数

HDDの詳細によく、5400rpmなどとの表記がございます。
回転数といい、内部のディスクが1分間に何回転することを表します。
5400rpmだと1分間に5400回転で動くという意味になります。

インターフェース速度

SATA6Gb/sやSATA3.0という表記があって、それぞれHDD/SSDからマザーボードへの転送速度となります。

シークタイム

HDDの中にCDのようなディスクが入っておりディスクからデータを読み書きするときにヘッドというクレーンのようなものを使います。
シークタイムとは、回転しているディスクへの読み書きを行う場合にヘッドが読み書きする場所へ移動するまでの時間を表しています。　単位はmsです。

内部データ転送速度

ディスクからデータを読み取る速度のことを言います。

キャッシュメモリ

CPUやメモリにもついているが、一時的にデータを保存できる場所となります。

商品表記での例

1. ① WD ：メーカー
2. ② Blue： 商品名
3. ③ 3TB： HDDの容量の大きさ
4. ④ 3.5インチ： HDDのサイズ
5. ⑤ SATA6G： インターフェイスの速度
6. ⑥ 5400rpm： HDDの回転数
7. ⑦ 64MB： キャッシュメモリの容量

SSDの場合

商品表記での例

1. ① Transcend ：メーカー名
2. ② SSD ：商品名
3. ③ 240GB ：SSDの容量
4. ④ 2.5インチ ：HDDのサイズ
5. ⑤ SATA3 6Gb/s ：インターフェイスの速度

SSDとは、HDDと同様パソコンなどのデータを記憶する部品ですが、大きな違いは内部構造が半導体メモリであることです。SSDはUSBメモリと同じように内臓のメモリーチップにデータを読み書きします。

SSDとHDDのどのようなメリット、デメリット

SSDの場合

メリット

• 作業音が無い
• 起動や読み書きの速度が速い
• 耐衝撃に強い
• 省エネ

デメリット

• HDDに比べて容量が少ない
• パーツの値段が高い
• パフォーマンスコストダウンの差が激しい

HDDの場合

メリット

• SSDに比べ容量が大きい
• パーツの値段が安い

デメリット

• 作業音がする
• 熱をもつ
• 消費電力が高い
• 重い

作業をするデータの保持の場合はSSD（OSやアプリケーション）
記憶、保管する場合はHDD（写真や動画、書類など）使い分けることによって両方の性能を活かすことができます。

HDDの寿命

HDDは内部でディスクが高速回転することによって摩擦がおこり物理的に壊れてしまします。発熱が40～45度以上になると壊れやすくなります。あと衝撃に非常に弱いため落としたりしても壊れることがあります。

SSDの寿命

SSDは内部の1セルあたりの書き換え回数がある程度決まっており、読み書きを繰り返すことによって壊れてしまします。あとSSDの場合十分な空き容量がなくなると急に動作が重くなったりフリーズすることがあります。

HDD・SSDの事でお困りなら当店までご相談ください