メモリとは?
パソコンが作業する上で、処理するデータを一時的に保存できる部品。
パソコンの部品を例えると…

机が広い状態だと作業できるスペースが大きくなり作業効率が良くなる。しかし、机が小さいと、作業するスペースが十分に確保できないため作業効率が悪くなる。パソコンでは、HDDに記憶されるデータを一時的にメモリに写してCPUが作業をします。

パソコンを普段使っている方は、インターネットで検索しながらメールやExcel、Wordなど使ったり、ほかのソフトウェアやアプリケーションを使ったりすると思います。
それは机の上で作業を行っているイメージです。
その他にも、セキュリティソフトやパソコンのシステムなども目には見えていないですが、こちらも一緒に作業を行わないといけないのです。
これらの作業をCPUの手助けをするのがメモリとなります。
メモリの性能
- メモリ容量
- メモリにも各種容量があります、1枚1GBだったり、2GBだったり最近では16GBの物もあります。パソコンが処理しやすい環境を作るメモリより大きければ大きいほど性能はいいということです。
- 種類
- メモリによくDDR4、PC4と言う表記があり、これがメモリの種類を示す表記となっています。マザーボードによって取り付けれるメモリが変わるため、適合の合うメモリを 示す表記ともなっています。
- FSB(メモリーバス、バスクロック)
-
メモリからコンピューターにデータのやり取りを行う速度となります。数字が大きいほど速度が速いことを表します。FSBをメモリーバスと呼びます
このメモリーバスはマザーボードが対応しているものと合わせる必要があります。
マザーボードが200MHz対応であれば、メモリも200MHzの物を合わせるということです。
最近では表記も変わりFBS100対応の場合はDDR200 FBS200対応であればDDR400と2倍の数値表記で書かれていることがあります。 - デュアルチャネル(トリプルチャネル、クアッドチャネル)
- デュアルチャネル(トリプルチャネル、クアッドチャネル)はメモリの枚数を表します。
デュアルチャネル → 2枚までメモリを取り付けれる
枚数を増やしてメモリの容量を増やし作業速度のより良くすることとなります。
トリプルチャネル → 3枚までメモリを取り付けれる
クアッドチャネル → 4枚までメモリを取り付けれる - CL、アクセスタイミング
- CL(キャス・レイテンシ)とは、メモリがデータ転送をする際の待ち時間を表します。
例えばCL3とあれば1.2.3と待ってデータを送ること、1.2と待ってデータを送ることがCL2となります。
現在はCLよりもアクセスタイミングと言う用語がつかわれることが多くなっている。
表記としては5-5-5などと表示される。例えば5-5-5だとCL5と同じことになる。
ただ、FBSが早くてアクセスタイミングが遅い場合とFBSが遅くてアクセスタイミングが早い場合だと、前者の方が性能的にはいいということになります。
アクセスタイミングよりFBSのほうが需要でアクセスタイミングも少なければなおいいということになります - サイズ
- メモリのサイズ規格として、DIMM 、SO-DIMM 、MicroDIMMのサイズがあります。
DIMMは基本デスクトップパソコンなどで使われるメモリ規格となります。
SO-DIMMはノートパソコンなどに使われるため、DIMMよりは小さくなっています。
MicroDIMMはSO-DIMMよりもさらに小さく、基本はマザーボードに内蔵される規格となります。その他にもいろいろな機能がございます。
メモリの商品表記
例

- ① DDR4-3000 :チップ規格
- ② PC4-24000: モジュール規格
- ③ 16GB: メモリ容量
- ④ 4枚: 枚数
- ⑤ CL16: CL速度
以上の表記となります。
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